キャッツクローは、ペルーが生んだ奇跡だといわれており、ペルー政府は、フジモリ大統領が先頭に立って栽培と販売に力を入れている薬効植物です。
特にアメリカでは、ハーブ製品が伸長しており、そのトップが、キャッツクローなのです。
アメリカは、自然療法を行う医療現場で、ガンやエイズの予防や予防、免疫力の向上、さらに炎症抑制などの目的で使用されるほどですが、免疫賦活化作用の大形素材であるので、注目されています。
またリウマチのサプリとしても使用されています。
キャッツクローの成育場所は、南米ペルーの中央部で、標高400~800メートルの高地、アッバージャングルとよばれる地域です。
幹の直径は約、20センチ前後で、長い本質の蔓を延ばします。長いもので、数十メートルにもなり、葉は左右に一葉ずつ出る双子型で15センチほどのものです。
このキャッツクローは、ほかの地域に育つ、カギカズラ属の木が持つ成分に加え、独自の有効成分を含んでおり、多くの病気に効果があるということの評価を得て、ペルー政府特有の薬効植物として、広く期待されているのです。
ペルーのこの地域にだけこのような生薬が自生するのかというと、上壌や、雨量、繁茂地域の高度や、空気などといった、その地域独得のことがらが引き起こす結果によるもので、まだ未知な部分がたくさんあります。