pregnancy

妊活をサポートしてくれるアイテムとはいえ、選び方やとり方をまちがえればムダになるばかりか、体に悪影響も与えかねません。まずはサプリの役割と、便ううえでのルールをしっかり押さえておきましょう。


1.基本は正しい生活習慣土台をととのえたうえでプラスを
サプリはあくまでも、「手助け」をしてくれるもので、頼りすぎはNGです。
まずは、食事も含めた生活習慣を見直すことが必須。そして、ビタミンやミネラルなどのバランスがとれていないと特定の栄養素をプラスしても効果が得られません。土台からととのえていくことが大事です。
 

2.妊娠時に不足しないために授かる前に準備を
妊活サプリの大事な役目は、妊娠時の胎児の健康を守ること。そのために、妊娠前から始める必要があります。「妊娠してからではダメなの?」と思うかもしれませんが、実は妊娠に気づけるのは、早くても受精3週間後。受精時から胎児の成長は始まっているので、気づいてからでは間に合わないことも。授かる前に!が必須です。


3.どれくらい継続するかを考えてスタート
サプリは、自分たちでできる妊活の1つです。でも、期限を決めずにタラタラ続けてしまうと、不妊治療をスタートするタイミングをのがしてしまったり、予想以上に費用がかさんでしまうことも。目安は女性の年齢が30代前半ならば1年間、35才以上であれば半年くらい。決めた期間が経過した際は一度医師に相談をしましょう。そして、サプリを選ぶときは継続期間でいくらかかるかを考えて。


4.効果を実感しないからといって使用をやめない
妊活に必要な「葉酸」や「カルシウム」などは、摂取しても「体調がよくなった」など、自覚できる体の変化はありません。とはいえ、きちんと働いて体をととのえてくれています。実感がないからと、自己判断で使用をやめないようにしましょう。ただ体調が悪くなった場合は、すぐに中止を。


5.とりすぎも注意表示を理解し適量を摂取して
各栄養素には、「1日これくらいとっておきたい」という「推奨量」や「目安量」があるので、それを参考に摂取し、不足を防ぎましょう。そして、「耐容上限量」がある栄養素は、とりすぎは注意したいもの。定められた上限量を超え
ないようにしましょう。