【日本臨床栄養協会サプリメントアドバイザー認定 管理栄養士監修】サプリメントの正しい選び方

妊活時のサプリメントは、妊娠時の母体や胎児の健康、男性不妊をサポートしてくれるもの。また、卵子の老化を遅らせる働きが期待できるものもあり、サプリメントじょうずに活用すれば、授かりやすい体にととのえることもできます。妊活とサプリ、男性不妊サプリ、葉酸サプリの上手な付き合い方を【日本臨床栄養協会サプリメントアドバイザー認定 管理栄養士監修】サプリメントの正しい選び方をご紹介します。

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イソフラボンはポリフェノールの一種で、大豆の胚芽に多く含まれています。
女性ホルモンに似た作用があり、更年期の骨密度の想下を抑えるといわれています。
乳がんについても、発症を予防する作用が報告されているが、摂りすぎには要注意。 

女性ホルモンのような作用  
             
イソフラボンは、更年期の女性にとって非常に関心のあるサプリメントです。
イソフラボンのサプリは、大豆の胚芽に特に多く含まれるポリフェノールの一種です。
女性ホルモンに構造が似ているだけでなく、作用にも似たものがあります。
そこで、多くの女性が、女性ホルモンのような作用を期待してサプリを服用しています。

大豆イソフラボンは「骨の健康が気になる力に適する食品」としてトクホにも認定されています。
女性が更年期になると、いろいろな症状が出てきます。

前述したように、女性ホルモンには骨にカルシウムを沈着させる作用があるのですが、更年期になるとこのホルモンが減少し、骨のカルシウムが失われて、非常に骨折しやすくなるのです。

このようなときに、女性ホルモンまたはイソフラボンのような女性ホルモン作用のある更年期のサプリメントを投与されると、骨密度の低下が抑えられるのです。

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精神医学の研究者によって多くの研究がなされ、ドイツではうつ病や睡眠障害、更年期の治療薬として認可されている。SSRIのようにセロトニンの再取り込みを阻害すると考えられ、副作用も少なく抗うつ作用が期待できると報告されています。

聖ヨハネにちなんで
精神の疾患に用いられている民間薬の中で、セント・ジョーンズ・ワートほど精神医学の研究者によって研究されたものはないといってもよいでしょう。ドイツでは、セントジョーンズーワートの抽出はイライラ、うつ病や睡眠障害の治療薬として認可されています。1993年には270万の処方が出されています。

セントジョーンズーワートとは、セイヨウオトギリソウという植物です。笑色い花を咲かせるハーブで、ヨーロッパで自生し、その後米国に移され、多くの草地で野生しています。6月24日の聖ヨハネの日ごろまでに花が咲き、伝統的にその日に収穫されたことから、この名前がついています。更年期のサプリ

地上に出ている部分が刈り取られ、乾燥させてハーブ茶としても用いられます。学術名としてヒペルクムという名前がついているので、このハーブはヒペルクムーエキスとも呼ばれています。

古代ギリシャにおいて、セントジョーンズーワートが炎症などの治療に用いられたことが報告されています。現在では、イライラ、うつ病や不安障害の治療に用いられており、日本では薬効を標榜しない限りは食品の扱いで、ハーブとして市販されています。

多くの民間療法と同じように、データにばらつきが多いことは避けられませんが、全体としてセントジョーンズーワートは抗うつ作用が期待でき、副作用が少ないみたいです

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