johnswort

精神医学の研究者によって多くの研究がなされ、ドイツではうつ病や睡眠障害の治療薬として認可されている。SSRIのようにセロトニンの再取り込みを阻害すると考えられ、副作用も少なく抗うつ作用が期待できると報告されています。

聖ヨハネにちなんで
精神の疾患に用いられている民間薬の中で、セント・ジョーンズ・ワートほど精神医学の研究者によって研究されたものはないといってもよいでしょう。ドイツでは、セントジョーンズーワートの抽出はうつ病や睡眠障害の治療薬として認可されています。1993年には270万の処方が出されています。

セントジョーンズーワートとは、セイヨウオトギリソウという植物です。笑色い花を咲かせるハーブで、ヨーロッパで自生し、その後米国に移され、多くの草地で野生しています。6月24日の聖ヨハネの日ごろまでに花が咲き、伝統的にその日に収穫されたことから、この名前がついています。

地上に出ている部分が刈り取られ、乾燥させてハーブ茶としても用いられます。学術名としてヒペルクムという名前がついているので、このハーブはヒペルクムーエキスとも呼ばれています。

古代ギリシャにおいて、セントジョーンズーワートが炎症などの治療に用いられたことが報告されています。現在では、うつ病や不安障害の治療に用いられており、日本では薬効を標榜しない限りは食品の扱いで、ハーブとして市販されています。

多くの民間療法と同じように、データにばらつきが多いことは避けられませんが、全体としてセントジョーンズーワートは抗うつ作用が期待でき、副作用が少ないみたいです